ブラジル料理の歴史


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16世紀にポルトガルが征服する以前、先住民は、土地でとれたキャッサバ、魚、バナナなどの素朴な食事をしていた。

アフリカ人の奴隷をつかったサトウキビのプランテーション経営がおこなわれるようになると、ポルトガルとアフリカの食文化がながれこむ。

ポルトガルからは肉や野菜をふんだんにつかった煮込み料理など、アフリカからは香辛料やヤシ油をつかった料理がつたえられた。

ブラジルの代表料理といわれるフェジョアーダは、かつて奴隷が主人ののこした豚の臓物や耳、しっぽなどを豆と煮こんだ料理といわれる。

現在は、牛肉や豚肉とフェジョン(ブラジル黒豆)を煮こむ。その後、イタリア、ドイツなど、ほかのヨーロッパの国からも移民がはいり、パスタやソーセージ、黒パンなど、それぞれの国のなじみの食物が一般にも広まった。

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ブラジル料理の特徴


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ブラジル料理の特徴は、各地方によって気候、風土がことなり、料理もそれぞれの特徴がでています。

1アマゾン地方
アクレ、アマゾナス、アマパー、トカンティンス、パラー、ロンドニア、ロライマの北部のアマゾン地方は熱帯雨林地帯で、交通が不便なために、この地方の料理は、インディオの影響が濃い。主食のキャッサバには毒のあるものとないものがあり、無毒のものはゆでて食べ、有毒のものはすって汁をとりのぞき、一日煮つめて無毒化して利用する。汁はトゥクピーといい、やはり一日煮つめて煮込み料理などにつかう。魚や、キャッサバ、ヤム芋、ラッカセイといった根菜、加えて椰子の実や熱帯の果物を常食にするインディオや彼らとポルトガル人の混血の末裔が多数住んでいる。

代表的な料理としてはカルル・ド・パラが挙げられる。それは干しエビ、オクラ、タマネギ、トマト、コリアンダー、デンデ油(アブラヤシの果肉から採る油)を一緒に入れる料理である。

2東部、中央部、西部

東部海岸森林地帯は、昔からサトウキビの栽培が盛んな地方で、ここには経営者の富裕階級と労働者のアフリカ人奴隷の食文化がミックスされたバイア料理がある。

黒人の多い北東部は香辛料をふんだんに使った食事、沿岸部は魚介類をふんだんに使った料理が多い。

エビ、カニ、魚を主材料にし、キャッサバ、ココナッツ、コショウ、ヤシ油などの熱帯の産物をつかった豪華な料理である。


特産の砂糖をたっぷりつかった菓子やジャムは、たいへんあまい。

中央部、西部高原地帯は、かつて金鉱をもとめた人々でにぎわったが、今は酪農業が主産業である。おもに乾燥したサバンナや草原、そして北部の森に覆われた地域からなっている。パンタナルと呼ばれている狩りと釣りの名所は、この中西部にある。広大な放牧地から供給される牛肉と豚肉、それに魚がメニューの中心であり、大豆や米、トウモロコシ、キャッサバも常食される。

干し肉、タマネギ、ニンニク、塩をいためて米と煮るとマリア・イザベル、干し肉の代わりにビッキーという木の実をいれるとビッキー飯となる。

3南部のシュラスコ

サンパウロを中心とする南部温帯地方は気候もよく、牧畜や農業が盛んである。日干しや塩漬けにされた干し肉とシュラスコと呼ばれる牛、ヒツジなどを大きな塊のまま焼いて、切りとりながら食べる豪快な焼肉料理を作り出し、これらは南部の有名な料理である。

現在は日本の焼鳥にヒントをえて、串(くし)にさした肉を焼く手軽な方法もある。飲み物はマテという植物のお茶や、コーヒーがこのまれる。

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